春野菜の育苗開始
先月末から春野菜の苗作りを始めています
この時期は気温が低く発芽するための温度を確保することが難しいため「温床」というものを作ります
温床は落ち葉などを原料に自然の発酵熱を利用した「踏み込み温床」と、電気で発熱する電熱線を利用した「電熱温床」の2つに分けられます
就農初期は踏み込み温床だったんですが、落ち葉を集める手間や温度管理の難しさ等からここ最近はずっと電熱温床を使っています
温床の作り方は簡単で土を堀り木枠で囲んだら断熱材等を敷いた上に電熱線を張るだけ
(緑っぽいのが電熱線)

サーモスタットと連動させることで設定した温度で地温を保ってくれるので、その上に種まきをしたトレイを置けば発芽に必要な温度が確保でき、ちゃんと芽を出してくれます
段階的に種まきをしていて、発芽率もなかなかの出来です
